Cloud Connection(Oracle Cloud)の作成
本ページでは、OCXマネージメントポータル上の Cloud Connectionの作成 機能を利用してOCI(Oracle Cloud Infrastructure)へ接続する方法について説明します。
準備
Cloud Connectionを作成する前に以下をご確認ください。
自身のUser Roleが
admin
oruser
権限のいずれかであることOracle CloudコンソールにてFastConnectを作成し、以下の情報を揃えておくこと
- 接続対象リソース(FastConnect)のOCID
- FastConnectの作成は下記をご参照ください。外部サイトへ移動します。
- FastConnectの概要
- FastConnect: Oracleパートナの使用
- FastConnect作成時のpartner選択では、"BBIX: BBIX Multi-Cloud Service"を選択ください。
- 過去に利用済みのVirtual Circuitは、Oracle Cloudの仕様により再利用不可となっております。
Cloud Connection作成手順
Oracle Cloudの場合、作成はまずOracle CloudコンソールにてFastConnect作成後、OCXマネージメントポータルから接続の承諾を実施します。
OCXマネージメントポータルにログインします。
左側のナビゲーションバーより、[Cloud Connections] をクリックします。
Cloud Connections のリストページから、[作成] をクリックします。
[クラウド選択]のステップへ切り替わります。入力項目は以下のように設定し、[次へ] をクリックします。
- クラウド選択
冗長なし Cloud Connection
か冗長あり Cloud Connection
を選択してください。Oracle Cloud Platform
をお選びください。
- クラウド選択
[コネクション詳細]を入力するステップへ進みます。入力項目は以下のように設定し、[次へ] をクリックします。
※冗長あり Cloud Connection
を選択した場合は、プライマリ Cloud Connectionとセカンダリ Cloud Connectionの両方に下記設定を入力してください。- Cloud NNI名
- プルダウンの選択肢から任意のロケーションを選択してください。
- 名前
- 任意の名前を設定してください。特に複数のCloud Connectionを作成する場合は、簡単に識別できる名前を入力しておくと管理がしやすくなります。
- 文字数は、最大40文字です。
- 速度(帯域)
- 1, 2, 5Gbpsから任意の値を選択してください。
- Cloud NNI名
[クラウド詳細]を入力するステップへ進みます。入力項目は以下のように設定し、[次へ] をクリックします。
※冗長あり Cloud Connection
を選択した場合は、プライマリ Cloud Connectionとセカンダリ Cloud Connectionの両方に下記設定を入力してください。- OCID
- 接続対象FastConnectのOCIDを入力してください。
- OCID
プレビュー画面に遷移しますので、注文にかかる料金をご確認いただき、[作成] をクリックします。
Cloud Connections のリストページが表示され、注文したCloud Connection のステータスが
available
になることを確認します。また、課金開始まで猶予があることを示すステータスであるbilling pending
も同時に表示されていることを確認します。
以上で、Cloud Connection(Oracle Cloud)の作成が完了となります。
Oracle Cloudポータル側の確認
- Cloud Connectionにて作成実施後、Oracle CloudコンソールにてFastConnectのStatusが
Pending Partner
からProvisioning
もしくはProvisioned
になっていることを確認して下さい。
補足
- Cloud Connection作成から72時間以内に削除(廃止)操作を行うことで、課金キャンセルとなります。削除操作についてはこちらをご参照ください。
- 課金については、Cloud Connectionの課金体系についてをご参照ください。