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SaaS Connectionの概要

SaaS Connectionは、OCXの閉域ネットワークから指定のSaaS事業者への閉域接続をNAT機能(SNAT)とともに提供するものです。
SaaS Connectionは、主に下記の用途でお使い頂けます。

  • お客様でNATルータをご用意頂くことなく、指定のSaaS事業者への閉域接続を行うこと。

※SaaS ConnectionはIPv6には対応しておりません。
※また、SaaS Connectionは1リソースあたり1Gbpsの速度(帯域)制限があります。
※設定できるBGPは、eBGPにのみ対応しています。

SaaS Connection 設定項目

SaaS Connectionでは下記SaaS Connectionリソースを作成し、VC(Virtual Circuit)のアタッチ操作を行うことによりNAT機能を利用したSaaS事業者への閉域接続を実現します。
SaaS Connectionリソースを作成すると、接続先のSaaS事業者が同一ASで提供するすべてのSaaSへの閉域接続が可能になります。
また、NAT機能で変換に用いるNAT IPアドレスを追加することが可能です。

SaaS-Connection-menu

No設定項目 設定内容
1SaaS Connection (リソース)OCXネットワーク上にSaaS Connectionリソースを作成します。作成時にNAT機能で変換に用いるNAT IPアドレスを1つご提供いたします。
2NAT IPアドレス作成したSaaS Connectionリソースに対して、NAT機能で変換に用いるIPv4アドレスを追加することができます。
3BGP Parameter作成したSaaS Connectionに対して、BGP接続の設定が可能です。※1

※1: 2024年9月現在、IPv4のみでの利用が可能です。
※操作方法詳細は各項目の作成・変更・廃止ページをご確認ください。