IPsec Parameterの作成
本ページでは、OCXポータル上の IPsec Parameterの作成 機能を説明します。
※IPsec Parameter設定可能数は1リソースあたり1つです。
準備
IPsec Parameterを作成する前に以下をご確認ください。
- 自身のUser Roleが
adminoruser権限のいずれかであること - 追加対象のXaaS Connectionリソースが
availableまたはattachedのいずれかの状態であること
IPsec Parameter作成手順
-
OCXポータルにログインします。
-
左側のナビゲーションバーより、[XaaS Connections] をクリックします。
-
XaaS Connections リストページから、該当のXaaS Connectionリソースをクリックします。
-
OCXポータル画面下部にあるIPsec Parametersタブをクリックし、
[+]IPsec Parameter作成をクリックします。 -
IPsec Parameter作成のステップへ切り替わります。入力項目は以下のように設定し、[作成] をクリックします。
- 接続先XaaS
- 接続先のXaaSが表示されます。
- 事前共有キー
- 接続先のXaaSの設定画面で設定した事前共有キーを入力します。
- リモートASN
- 接続先と接続したいお客様のネットワークのAS番号を入力します。4byte AS番号をご利用いただけます。
※XaaS Connectionリソース作成画面で入力した ローカルASN と異なる値である必要があり、eBGPとして動作します。
※使用できないAS番号は、[補足] 欄を参照ください。
- 接続先と接続したいお客様のネットワークのAS番号を入力します。4byte AS番号をご利用いただけます。
- プライマリ IPsec Parameter
- 接続先XaaSから払い出されたトンネルエンドポイントアドレスをIPv4アドレス形式で入力します。
- ローカルアドレスをIPv4アドレスのCIDR(IPv4/mask)形式で入力します。
- リモートアドレスをIPv4アドレスのCIDR(IPv4/mask)形式で入力します。
- セカンダリ IPsec Parameter
- 接続先XaaSから払い出されたトンネルエンドポイントアドレスをIPv4アドレス形式で入力します。
- ローカルアドレスをIPv4アドレスのCIDR(IPv4/mask)形式で入力します。
- リモートアドレスをIPv4アドレスのCIDR(IPv4/mask)形式で入力します。
- 接続先XaaS
-
作成確認のポップアップが表示されますので、設定内容をご確認いただき、[作成] をクリックします。
-
作成したIPsec Parameterが画面下部の IPsec Parameters の項目に表示されます。
以上で、IPsec Parameterの作成が完了となります。
補足
使用できないIPアドレス
-
ローカルアドレスおよびリモートアドレスには、下記に定めるIPv4アドレス帯は使用できません。
アドレス帯 備考 0.0.0.0/8 RFC1122 this network 127.0.0.0/8 RFC1122 localhost 192.0.0.0/24 RFC5736 IETF protocol Assignments 192.0.2.0/24 RFC5737 TEST-NET-1 192.88.99.0/24 RFC7526 6to4 anycast relay 198.18.0.0/15 RFC2544 benchmarking 198.51.100.0/24 RFC5737 TEST-NET-2 203.0.113.0/24 RFC5737 TEST-NET-3 240.0.0.0/4 Multicast Address 224.0.0.0/4 Multicast Address
使用できないASN
- 次のAS番号はRFCで予約されているため、利 用できません。
- 0
- 23456
- 65535
- 4294967295