XaaS Connectionの概要
※2025年7月よりSaaS Connectionの名称がXaaS Connectionに変更されました。
XaaS Connectionは、OCXの閉域ネットワークから指定のXaaS※1への閉域接続をNAT機能(SNAT)とともに提供するものです。
XaaS Connectionは、主に下記の用途でお使い頂けます。
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お客様でNATルータをご用意頂くことなく、指定のXaaSへの閉域接続を行うこと。
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現状、接続できるXaaSは、以下をご参照ください。
カテゴリー サービス名 SaaS Cybozu SaaS Microsoft Azure Peering Service SaaS Now Platform セキュリティサービス/SASE Zscaler
※XaaS ConnectionはIPv6には対応しておりません。
※設定できるBGPは、eBGPにのみ対応しています。
XaaS Connection作成手順
接続するXaaSにより入力する情報が異なりますので、下記の作成操作ページをご確認ください。
SaaS
XaaS Connection(Microsoft Azure Peering Service)の作成
XaaS Connection(Now Platform)の作成
セキュリティサービス/SASE
XaaS Connection 設定項目
XaaS Connectionでは下記XaaS Connectionリソースを作成し、VC(Virtual Circuit)のアタッチ操作を行うことによりNAT機能を利用したXaaSへの閉域接続を実現します。
SaaSを指定して作成すると、接続先のSaaS事業者が同一ASで提供するすべてのSaaSへの閉域接続が可能になります。
セキュリティサービス/SASEを指定して作成すると、接続先のセキュリティサービス/SASEへの閉域接続が可能になります。
また、NAT機能で変換に用いるNAT IPアドレスを追加することが可能です。
No | 設定項目 | 設定内容 |
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1 | XaaS Connection (リソース) | OCXネットワーク上にXaaS Connectionリソースを作成します。作成時にNAT機能で変換に用いるNAT IPアドレスを1つご提供いたします。 |
2 | NAT IPアドレス | 作成したXaaS Connectionリソースに対して、NAT機能で変換に用いるIPv4アドレスを追加することができます。 |
3 | BGP Parameter | 作成したXaaS Connectionに対して、BGP接続の設定が可能です。※2 |
※1: XaaS (X as a Service)とは、外部の様々なクラウドサービス(ソフトウェア、プラットフォーム等)の総称です。
※2: 2024年9月現在、IPv4のみでの利用が可能です。
※操作方法詳細は各項目の作成・変更・廃止ページをご確認ください。