BGP Parameterの作成
本ページでは、OCXポータル上の BGP Parameterの作成 機能を説明します。
BGP Parameter機能でBGP(Border Gateway Protocol)を利用し、eBGP接続により動的な経路制御を可能とします。
※一度作成したBGP Parameterは変更できません。変更する場合は一度削除して再度作成を行ってください。
※現在、BGP Parameter設定数は1リソースあたり2つまでです。
準備
BGP Parameterを作成する前に以下をご確認ください。
- 自身のUser Roleが
admin
oruser
権限のいずれかであること - 対象のInternet Gatewayリソースが
available
またはattached
のいずれかの状態であること
BGP Parameter 作成手順
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OCXポータルにログインします。
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左側のナビゲーションバーより、[Internet Gateways] をクリックします。
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Internet Gateways ページから、該当のInternet Gatewayリソースをクリックします。
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画面下部に詳細画面が表示されますので、[BGP Parameters] タブに切り替えをし、
BGP Parameter 作成
ボタンをクリックします。 -
BGP Parameter作成のステップへ切り替わります。入力項目は以下のように設定し、[作成] をクリックします。
- リモートアドレス
- IPv4アドレスを入力します。(例:192.168.0.254)
- Internet Gatewayリソース作成画面の IPv4ゲートウェイアドレス で入力したIPアドレスと同一のネットワークセグメントのIPアドレスである必要があります。
※使用できないIPアドレスは、[補足] 欄を参照ください。
- リモートASN
- 接続先と接続したいお客様のネットワークのAS番号を入力します。4byte AS番号をご利用いただけます。
※Internet Gatewayリソース作成画面で入力した ローカルASN と異なる値である必要があり、eBGPとして動作します。
※使用できないAS番号は、[補足] 欄を参照ください。
- 接続先と接続したいお客様のネットワークのAS番号を入力します。4byte AS番号をご利用いただけます。
- リモートアドレス
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作成確認のポップアップが表示されますので、設定内容をご確認いただき、[作成] をクリックします。
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画面下部に BGP Parameters のリストが表示され、作成したBGP Parameter が表示されます。
以上で、BGP Parameterの作成が完了となります。
補足
使用できないIPアドレス
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ローカルアドレスおよびリモートアドレスには、下記に定めるIPv4アドレス帯は使用できません。
アドレス帯 備考 0.0.0.0/8 RFC1122 this network 127.0.0.0/8 RFC1122 localhost 192.0.0.0/24 RFC5736 IETF protocol Assignments 192.0.2.0/24 RFC5737 TEST-NET-1 192.88.99.0/24 RFC7526 6to4 anycast relay 198.18.0.0/15 RFC2544 benchmarking 198.51.100.0/24 RFC5737 TEST-NET-2 203.0.113.0/24 RFC5737 TEST-NET-3 240.0.0.0/4 Multicast Address 224.0.0.0/4 Multicast Address
使用できないASN
- 次のAS番号はRFCで予約されているため、利用できません。
- 0
- 23456
- 65535
- 4294967295