Virtual Mobile Gatewayの作成
本ページでは、OCXポータルを利用してVirtual Mobile Gatewayリソースを作成する方法について説明します。
準備
Virtual Mobile Gatewayリソースを作成する前に以下をご確認ください。
- 自身のUser Roleが
admin
oruser
権限のいずれかであること
補足
Virtual Mobile Gatewayは、筐体冗長による2インスタンス構成で提供されます。 それぞれのインスタンスがモバイルネットワークとのゲートウェイの実態となり、これらはOCX-Router(v1)とBGPを用いた接続を前提としておりますので、事前にネットワークの設計を行ってください。
次のAS番号はRFCで予約されているため、利用できません。
- 0
- 23456
- 65535
- 4294967295
Virtual Mobile Gatewayリソース作成手順
- OCXポータルにログインします。
- 左側のナビゲーションバーより、[Access Lines] をクリックします。
- [Access Lines] のサブメニューが表示されたら、[Virtual Mobile Gateways] を選択します。
- Virtual Mobile Gateways ページから、右上の [+作成] をクリックします。
- Virtual Mobile Gatewayリソース作成のステップへ切り替わります。入力項目は以下のように設定し、[作成] をクリックします。
- Virtual Mobile Gateway
- 名前
- 任意の名前を入力します。簡単に識別できる名前を入力しておくと管理がしやすくなります。
- 文字数は、最大40文字です。
- ローカルASN
- Virtual Mobile Gatewayで動作させるAS番号を入力します。4byte ASNをご利用いただけます。
※使用できないAS番号は、[補足]欄を参照ください。
- Virtual Mobile Gatewayで動作させるAS番号を入力します。4byte ASNをご利用いただけます。
- リモートASN
- 接続先のOCX-Router(v1)で動作するAS番号を入力します。4byte ASNをご利用いただけます。
※使用できないAS番号は、[補足]欄を参照ください。
- 接続先のOCX-Router(v1)で動作するAS番号を入力します。4byte ASNをご利用いただけます。
- 名前
- インスタンス1、インスタンス2
- ローカルアドレス
- インスタンスで使用するIPv4アドレスをCIDR(IPv4/mask)形式で入力します。(例:169.254.0.1/30)
- リモートアドレス
- 接続先のOCX-Router(v1)で使用するIPv4アドレスをIPv4アドレス形式で入力します。(例:169.254.0.2)
- MD5認証キー
- 任意パラメータとなり、入力しなかった場合はMD5認証を行いません。
- MD5認証をご利用の場合は半角英数字(A-Z,a-z,0-9)の文字列を6文字以上80文字以内で設定できます。
- ローカルアドレス
- Virtual Mobile Gateway
- 作成確認のポップアップが表示されますので、注文にかかる料金をご確認いただき、[作成] をクリックします。
- 画面上部に作成したリソースがリストに表示されますので、リソースの横のステータスが activated になることを確認します。
※右上の更新ボタン
をクリックすることで状況を更新できます。
以上で、Virtual Mobile Gatewayリソースの作成が完了となります。
Virtual Mobile Gatewayリソースを作成すると、Address Poolの作成 を行うことができます。
詳細は各操作ページをご確認ください。