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Address Poolの作成

本ページでは、OCXポータルを利用してVirtual Mobile GatewayにAddress Poolを作成する方法について説明します。

準備

Address Poolリソースを作成する前に以下をご確認ください。

  • 自身のUser Roleが admin or user 権限のいずれかであること
  • Address Pool作成対象のVirtual Mobile Gatewayのステータスが activated であること

補足

Address Poolは、SIMを挿入した端末がデータ通信網に接続したときにIPアドレスやDNSサーバを配布するための機能です。
アドレスはIPv4プリフィックス指定されたプールアドレスを作成することで、その中からSIMを紐づけたときににOCXのシステムがSIM毎に採番するIPアドレスを自動的に決定します。
SIM毎にお客様が固定でIPアドレスを付与・変更することはできません。
また、Address Poolはプリフィックスを拡張することができます。所持しているSIMの枚数に対してAddress Poolのプリフィックスが小さい場合、IPアドレスを付与でいないSIMカードが発生します。

使用できるIPv4プリフィックスの範囲は、RFC1918に定義されている下記のプライベートアドレスの範囲となります。

  • 10.0.0.0/8
  • 172.16.0.0/12
  • 192.168.0.0/16

Address Pool作成手順

  1. OCXポータルにログインします。
  2. 左側のナビゲーションバーより、[Access Lines] をクリックします。
  3. [Access Lines] のサブメニューが表示されたら、[Virtual Mobile Gateways] を選択します。
  4. Virtual Mobile Gateways ページから、対象のVirtual Mobile Gatewayリソースをクリックします。
  5. 画面下部に詳細画面が表示されますので、[Address Pools]タブに切り替えをし、[Address Pool作成] ボタンをクリックします。
  6. Address Pool作成のステップへ切り替わります。入力項目は以下のように設定し、[作成] をクリックします。
    • Address Pool
      • 名前
        • 任意の名前を入力します。簡単に識別できる名前を入力しておくと管理がしやすくなります。
        • 文字数は、最大40文字です。
      • IPv4プリフィックス
        • このAddress Poolに所属するSIMに割り当てるIPv4アドレスのプリフィックスを入力します。
          ※使用できるIPv4プリフィックスの範囲は[補足]をご参照ください。
      • プライマリIPv4 DNSアドレス
        • このAddress Poolに所属するSIMを利用する際のDNSサーバのアドレスをIPv4アドレス形式で入力します。
      • セカンダリIPv4 DNSアドレス
        • このAddress Poolに所属するSIMを利用する際のDNSサーバのアドレスをIPv4アドレス形式で入力します。
  7. 作成確認のポップアップが表示されますので、設定内容をご確認いただき、[作成] をクリックします。
  8. 画面下部にAddress Poolのリストが表示され、作成したAddress Poolが表示されます。 ※右上の 更新ボタン をクリックすることで状況を更新できます。

以上で、Address Poolリソースの作成が完了となります。

Address Poolを作成すると、Address PoolへのSIMの追加 を行うことができます。
詳細は各操作ページをご確認ください。