BGP Parameterの変更
本ページでは、OCXマネージメントポータルを利用したBGP Parameterの変更手順についてご説明します。
準備
BGP Parameterを変更する前に以下をご確認ください。
- 自身のUser Roleが
admin
oruser
権限のいずれかであること - 設定したInterfaceのステータスが
activated
となっていること
BGP Parameter変更手順
-
OCXマネージメントポータルにログインします。
-
左側のナビゲーションバーより 、[OCX-Router(v1)] をクリックします。
-
OCX-Router(v1) リストページから、該当のOCX-Router(v1)リソース内、該当のInterfaceをクリックします。
-
詳細画面が表示されますので、上部のタブからBGP Parametersを選択します。
-
BGP Parameter一覧が表示されたら、該当する項目の右側3点リーダをクリックし、展開したメニューから
変更
をクリックします。 -
設定変更のステップへ切り替わります。下記の項目が変更可能です。変更したい項目の入力完了後、[変更] をクリックします。
- AS Path Prepend
- リモートASNの接続経路上につけるASパス属性となります。0~8の数値で入力します。(例:2)
- ConnectedとStatic Routesの経路再配布
- 設定するPeerに対して、当該ルータに設定した全てのStatic RouteとConnected経路(Interfaceに設定したアドレスの経路)をBGPで経路再配布することができます。
静的ルーティングとBGPによる動的ルーティングの混在環境で正しくルーティングする際に必要なオプションですので、必要に応じてONを選択してください。
後から追加・削除したStatic RouteやConnected経路も自動で適用されます。
- 設定するPeerに対して、当該ルータに設定した全てのStatic RouteとConnected経路(Interfaceに設定したアドレスの経路)をBGPで経路再配布することができます。
静的ルーティングとBGPによる動的ルーティングの混在環境で正しくルーティングする際に必要なオプションですので、必要に応じてONを選択してください。
- RFC1918対象経路を集約
- RFC1918対象経路を集約して経路広報することができます。
ONにすることで経路集約が行われますので、Cloud Connectionにおけるメガクラウド側ルートテーブルにて受信経路数に制限がある場合など、必要に応じてご活用下さい。
以下が集約対象となる経路です。
10.0.0.0/8
172.16.0.0/12
192.168.0.0/16 - RFC1918対象経路を集約して経路広報することができます。
ONにすることで経路集約が行われますので、Cloud Connectionにおけるメガクラウド側ルートテーブルにて受信経路数に制限がある場合など、必要に応じてご活用下さい。
- デフォルトルートを経路広報する
- デフォルトルート(0.0.0.0/0)のStatic Routeを設定することなくBGPで経路広報することができます。必要に応じてONを選択してください。
- AS Path Prepend
-
変更確認のポップアップが表示されますので、内容に問題がなければ、[変更] をクリックします。
-
BGP Parameter のリストページが表示されます。変更後の内容に反映されていることをご確認ください。
以上で、BGP Parameterの変更が完了となります。
補足
- BGP Parameterの変更では、AS Path Prependのみ変更可能です。それ以外のパラメータを変更したい場合は、一度BGP Parameterを削除し、再度作成してください。