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OCX-Router(v1)の作成

本ページでは、OCXマネージメントポータルを利用して OCX-Router(v1)の基本機能となるルータリソースを作成する方法について説明します。
OCX-Router(v1)は、1回の作成でPrimary/Secondaryの2インスタンスを同時に作成します。
1リソース・2インスタンスでの構成とすることで接続冗長性を担保した利用も可能となります。

準備

OCX-Router(v1)を作成する前に以下をご確認ください。

  1. 自身のUser Roleが admin or user 権限のいずれかであること
  2. 構築するネットワーク環境に応じて以下情報を揃えておいてください
    • 利用するAS番号(BGP利用時に必要となります)

OCX-Router(v1)作成手順

  1. OCXマネージメントポータルにログインします。

  2. 左側のナビゲーションバーより、[OCX-Router(v1)] をクリックします。

  3. OCX-Router(v1) リストページから、[+] マークをクリックします。
    ※OCX-Router(v1)名称の横の+マークを指します。
    ※初回の作成など、既存のルーターが存在しない場合はOCX-Router(v1)名称下部の作成ボタンでも可能です。

  4. OCX-Router(v1)作成のステップへ切り替わります。入力項目は以下のように設定し、[作成] をクリックします。

    • 名前
      • 任意の名前を入力します。簡単に識別できる名前を入力しておくと管理がしやすくなります。
      • 文字数は、最大40文字です。
    • プライマリルータ ID
      • プライマリ側ルータに設定するルータIDを入力します。BGP利用時のパスアトリビュートとして評価され、BGPルータを識別する一意のIDとなります。
    • セカンダリルータ ID
      • セカンダリ側ルータに設定するルータIDを指定プライマリルータ IDと同様に入力します。重複させることはできません。
    • ローカル ASN
      • ルータで動作させるAS番号を入力します。4byte ASNをご利用いただけます。
        ※空欄で作成すると、システムデフォルト値である 65000 がセットされます。(後ほど変更可能です)
        ※使用出来ないASNは、 [補足] 欄を参照ください。
  5. 作成確認のポップアップが表示されますので、注文にかかる料金をご確認いただき、[作成] をクリックします。

  6. OCX-Router(v1) のリストページが表示され、作成したOCX-Router(v1) にペアコードが発行されます。表示されているペアコードの横のステータスが activated になることを確認します。
    ※**OCX-Router(v1)**名称の横の 更新アイコン をクリックすることで状況を更新することができます。

以上で、OCX-Router(v1)の作成が完了となります。

OCX-Router(v1)を作成するとInterface を当該OCX-Router(v1)に作成できるようになります。
Interfaceを作成する手順については、Interfaceの作成をご参照ください。

補足

  • 作成したルータリソースは2インスタンス1単位で構成され、名前は(任意の名称)_primary、(任意の名称)_secondaryとなります。
  • primaryルータとsecondaryルータのステータスが両方とも activated に変わると、利用可能です。
  • ルータを作成した際に、システム側でペアコードを自動生成します。廃止する際にはペアコードを入力します。
  • 次のASNはRFCで予約されているため、利用できません。
    • 0
    • 23456
    • 65535
    • 4294967295