Cloud Connection(AWS)の作成
本ページでは、OCXポータル上の Cloud Connectionの作成 機能を利用してAWS(Amazon Web Services)へ接続する方法について説明します。
OCXでは、AWS Direct Connect のホスト型仮想インターフェース(VIF)での接続設定を行うことができます。
ホスト型仮想インターフェース(VIF)について ※外部サイトへ移動します。
- 2023年4月より、AWS Direct Connect のホスト型接続に対応いたしました。この対応に伴い、ホスト型仮想インターフェース(VIF)での新規作成は停止となります。なお既存のリソースにつきましては、引き続きご利用可能です。
- 接続方式の違いは下記をご参照ください。 ※外部サイトへ移動します。
準備
Cloud Connectionを作成する前に以下をご確認ください。
- 自身のUser Roleが
admin
oruser
権限のいずれかであること - AWSに予め申し込んでおき、以下の情報を揃えておくこと
- AWS アカウントID(マイアカウント)
Cloud Connection(AWS)作成手順
AWSの場合、作成はまずOCX ポータルから実行し、接続の承諾のみAWSコンソールにて実施します。
-
OCXポータルにログインします。
-
左側のナビゲーションバーより、[Cloud Connections] をクリックします。
-
Cloud Connections のリストページから、[作成] をクリックし
Amazon Web Services
を選択します。 -
情報入力画面へ切り替わりますので、下記項目を記入し、 [作成] をクリックします。 入力画面で * がついている項目は必須入力となります。
冗長なし Cloud Connection
か冗長あり Cloud Connection
を選択してください。
※冗長あり Cloud Connection
を選択した場合は、プライマリ Cloud Connectionとセカンダリ Cloud Connectionの両方に下記設定を入力してください。
※なおVLAN-IDについては、お客様にて入力する必要はなく"自動採番"となります。- 名前
- 任意の名前を設定してください。特に複数のCloud Connectionを作成する場合は、簡単に識別できる名前を入力しておくと管理がしやすくなります。
- 文字数は、最大40文字です。
- 速度(帯域)
- 50, 100, 200, 300, 400, 500Mbps, 1, 2, 5Gbpsから任意の値を選択してください。(2023年11月より1Gbps未満の帯域に対応しました。)
- Cloud名
- AWS Hosted Connection が表示されます。
- Cloud NNI PoP名
- プルダウンの選択肢から任意のロケーションを選択してください。
- アカウントID
- AWSに登録しているアカウントIDを入力してください。
-
[作成の確認]ポップアップが表示されますので、注文にかかる料金をご確認いただき、[作成] をクリックします。
-
Cloud Connections のリストページが表示され、注文したCloud Connection のステータスが
available
になることを確認します。また、課金開始まで猶予があることを示すステータスであるbilling pending
も同時に表示されていることを確認します。
以上で、Cloud Connection(AWS)の作成が完了となります。
接続の承諾
- Cloud Connectionにて作成実施後、以下のドキュメントに従い"接続の承諾"を行います。 ※外部サイトへ移動します https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/directconnect/latest/UserGuide/hosted_connection.html
- "接続の承諾"後は、お客様環境に合わせてVIF構築をお願いします。 ※外部サイトへ移動します https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/directconnect/latest/UserGuide/create-vif.html
補足
- Cloud Connection作成から72時間以内に廃止(削除)操作を行うことで、課金キャンセルとなります。削除操作についてはこちらをご参照ください。
- 課金については、Cloud Connectionの課金体系についてをご参照ください。