Cloud Connection(IBM Cloud)の作成
本ページでは、OCXポータル上の Cloud Connectionの作成 機能を利用してIBM Cloudへ接続する方法について説明します。
準備
Cloud Connectionを作成する前に以下をご確認ください。
-
自身のUser Roleが
admin
oruser
権限のいずれかであること -
IBM Cloudコンソールにて以下の情報を揃えておくこと
- IBM CloudのアカウントID (32文字)
- 確認方法は、以下ドキュメントに従いご確認ください。 ※外部サイトへ移動します
- https://cloud.ibm.com/docs/account?topic=account-accountfaqs&locale=ja#account-details
- IBM CloudのアカウントID (32文字)
Cloud Connection(IBM Cloud)作成手順
IBM Cloudの場合、まずOCXポータルでCloud Connectionを作成し、その後、接続の承諾のみIBM Cloudコンソールにて実施します。
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OCXポータルにログインします。
-
左側のナビゲーションバーより、[Cloud Connections] をクリックします。
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Cloud Connections のリストページから、[作成] をクリックし
IBM Cloud
を選択します。 -
情報入力画面へ切り替わりますので、下記項目を記入し、 [作成] をクリックします。 入力画面で * がついている項目は必須入力となります。
冗長なし Cloud Connection
か冗長あり Cloud Connection
を選択してください。
※冗長あり Cloud Connection
を選択した場合は、プライマリ Cloud Connectionとセカンダリ Cloud Connectionの両方に下記設定を入力してください。
※なおVLAN-IDについては、お客様にて入力する必要はなく"自動採番"となります。- 名前
- 任意の名前を設定してください。特に複数のCloud Connectionを作成する場合は、簡単に識別できる名前を入力しておくと管理がしやすくなります。
- 文字数は、最大40文字です。
- ここで設定する名前はOCXポータル上のCloud Connectionの名前となります。
- IBM Cloudコンソール上のDirect Link名は自動生成されるため、ここで設定する名前とは異なりますのでご注意ください。
- 速度(帯域)
- 50, 100, 200, 500Mbps, 1, 2, 5Gbpsから任意の値を選択してください。
- Cloud名
- IBM Cloud が表示されます。
- Cloud NNI PoP名
- プルダウンの選択肢から任意のロケーションを選択してください。
冗長あり Cloud Connection
を選択した場合は、必ずnode1とnode2の組み合わせになるように選択してください。東京のnode1,大阪のnode1のようにnode番号を重複させてしまうと作成できないのでご注意ください。
- プルダウンの選択肢から任意のロケーションを選択してください。
- アカウントID
- IBM Cloudに登録しているアカウントID(32文字)を入力してください。
- お客様IP
- Direct Linkの接続先となるCPE側IPアドレスを入力します。(例:192.168.1.1/30)
- IBM Cloud IP
- Direct Link側IPアドレスを入力します。(例:192.168.1.2/30)
- お客様AS番号
- Direct Linkの接続先となるCPE側AS番号を入力します。
- 利用可能なAS番号は以下の通りです。
- 2byte ASN: 1-64495, 64999, 65111
- 2-4byte ASN: 131072-4199999999
- 4byte ASN: 4201000000-4201064511
- ただし、利用可能範囲内のものでも以下のAS番号は利用不可です。
- 13884
- 36351
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[作成の確認]ポップアップが表示されますので、注文にかかる料金をご確認いただき、[作成] をクリックします。
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作成完了画面に表示されるIBM Direct Link名と注意事項を確認し、[IBM Cloud Direct Linkへ] をクリックしてIBM Cloudコンソール側の確認を実施します。
-
[一覧へ戻る] をクリックすると Cloud Connections のリストページが表示され、注文したCloud Connection のステータスが
available
になることを確認します。また、課金開始まで猶予があることを示すステータスであるbilling pending
も同時に表示されていることを確認します。
IBM Cloudコンソール側の確認
- Cloud Connectionの作成実施後、IBM CloudコンソールにてStatusが
Create in progress
になっているDirect Linkがあることを確認してください。- IBM Cloudコンソール上のDirect Linkの名前は自動生成されます。作成したCloud Connectionの項目の右側 操作 列の
Informationアイコン
をクリックすると、Cloud Connectionに紐づいているDirect Linkの名前を確認することができます。
- IBM Cloudコンソール上のDirect Linkの名前は自動生成されます。作成したCloud Connectionの項目の右側 操作 列の
- Review からDirect Linkの詳細を確認し、必要な情報を入力して接続を承認します。
- このとき、Direct Linkの作成を拒否してしまうと、Cloud Connectionは作成されているにもかかわらず、Direct Linkの作成ができていない状態になります。その場合は、Cloud Connectionを削除して再度作成してください。
以上で、Cloud Connection(IBM Cloud)の作成が完了となります。
補足
- Cloud Connection作成から72時間以内に廃止(削除)操作を行うことで、課金キャンセルとなります。削除操作についてはこちらをご参照ください。
- 課金については、Cloud Connectionの課金体系についてをご参照ください。