Cloud Connection(Azure)の変更
Cloud Connection作成後、以下パラメータの変更が可能です。
- 名前の変更
- 一部クラウドにおける速度変更(クラウド毎に変更可否あり、詳細は下記注意 点を要参照)
※ 上記に記載のないパラメータ(例:クラウド側アカウントIDなど)については、変更不可となり、変更する場合は再作成となります。
※ 再作成時はCloud Connectionの課金体系に基づいた費用が発生いたしますので、ご注意ください。
速度(帯域)変更についての注意点
Cloud Connectionにおける速度(帯域)の変更は、各クラウド毎の仕様に依存するため動作が異なります。ご注意ください。
クラウド名 | OCXポータルにおける速度(帯域)変更可否 | 備考 |
---|---|---|
AWS (Amazon Web Services) | 変更不可 | 変更する場合は、Cloud Connectionの再作成のみとなります。再作成時はCloud Connectionの課金体系に基づいた費用が発生いたしますので、ご注意ください。 |
Azure | 変更可能 (増速のみ) | OCXポータルでの変更実施後、Azureポータル上の"ExpressRoute circuits"にて帯域変更が必要となります。 |
Google Cloud | 変更可能 (増速減速どちらも可能) | ー |
さくらのクラウド | 問い合わせによる変更対応 | 変更する場合は、Dashboard上のお問い合わせ窓口よりその旨をお問い合わせください。 |
Oracle Cloud | 変更可能 (増速減速どちらも可能) | OCXポータルでの変更実施後、Oracle Cloudコンソール上の"FastConnect"にて帯域変更が必要となります。 |
IBM Cloud | 変更可能 (増速減速どちらも可能) | OCXポータルでの変更実施後、IBM Cloudコンソール上の"DirectLink"にて変更承認が必要となります。 |
本ページでは、OCXポータルを利用したCloud Connection(Azure)の変更手順についてご説明します。
準備
Cloud Connection(Azure)の設定変更する前に以下をご確認ください。
- 自身のUser Roleが
admin
oruser
権限のいずれかであること - 設定変更したいCloud Connectionのステータスが
available
orattached
となっていること
Cloud Connection(Azure)変更手順
-
OCXポータルにログインします。
-
左側のナビゲーションバーより、[Cloud Connections] をクリックします。
-
該当のCloud Connectionの項目の右側 操作 列の
Editアイコン
をクリックします。 -
情報入力画面へ切り替わりますので、下記項目を記入し、 [変更] をクリックします。 入力画面で * がついている項目は必須入力となります。
- 名前
- 任意の名前を設定してください。
- 文字数は、最大40文字です。
- 速度(帯域)
- 50, 100, 200, 500Mbps, 1, 2, 5Gbpsから任意の値を選択してください。(2023年11月より1Gbps未満の帯域に対応しました。)
- Azureの場合、現在の値以下に変更することはできません。
- 50, 100, 200, 500Mbps, 1, 2, 5Gbpsから任意の値を選択してください。(2023年11月より1Gbps未満の帯域に対応しました。)
- 名前
-
[設定更新の確認]ポップアップが表示されますので、変更後の月額費用をご確認いただき、内容に問題がなければ、[変更] をクリックします。
-
Cloud Connections のリストページが表示されます。変更後の内容に反映されていることをご確認ください。
-
Azureの場合、同一VLANを持つ冗長リソースが存在します。速度(帯域) の変更を行う場合は、変更手順 "3 ~ 6" の作業を冗長リソースに対しても実 施してください。
以上で、Cloud Connection(Azure)の変更が完了となります。