AWS_TransitGatewayとオンプレミスの接続パターン(OCX-Routerあり)
解決したい課題
既存のオンプレミスルーター(CPE)とAWSとの閉域接続を構成したい。 他のクラウドへの拡張も簡単にできるようにしたい。 アクティブ/スタンバイの回線冗長構成にしたい。
OCXによる解決
AWSとのBGPピアリングや経路制御をOCX-Routerにて設定します。 クラウド接続を追加する場合は、OCX-RouterにてBGP設定を行うことで接続できます。
OCXリソース
リソース | 必要数 |
---|---|
CloudConnection | 2 |
VC | 5 |
PhysicalPort | 2 |
VCI | 2 |
OCX-Router(v1) | 1 (2インスタンス) |
Interface(RouterConnection) | 6 |
構造
利点
OCX-Router(v1)でクラウド接続用のBGP設定を集約するため、クラウド接続の追加設定が容易になります。 OCX-Router(v1)のPrimaryとSecondaryの間もBGP接続を することで経路の冗長性を向上できます。
注意点
各AS番号やセグメントが重複しないように設計してください。 ConnectedとStatic Routesの経路再配布有効化をオンにしてください。 パブリッククラウド側で受信できる経路数に上限が存在する、互いに交換する経路数に応じて上限に収まらない場合はOCX-Router(v1)にて経路集約機能を活用し、経路集約を検討してください。