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VRRPの利用

本構成は非推奨構成です。推奨構成はこちらをご覧ください。

解決したい課題

  • 拠点側のルーター(CPE)とOCX-Router(v1)をスタティックルーティングで接続したい
  • 接続先のクラウドサービスとの間で冗長構成を実現したい

OCXによる解決

  • OCX-Router(v1)のPrimary/SecondaryをVRRPで構成し、CPEとOCX-Router(v1)間はスタティックルートを設定する
  • OCX-Router(v1)とパブリッククラウド接続はBGPで設定する

OCXリソース

リソース必要数
Physical Port2
VCI2
cloud Connection2
VC4
OCX-Router(v1)1 (2インスタンス)
Interface(RouterConnection)6

構造

構成図(シングル構成)

VRRP構成図(シングル構成)

構成図(冗長構成)

VRRP構成図(冗長構成)

注意点

  • 本構成は非推奨構成です。以下の注意点を十分にご理解のうえ、採用をご検討ください。

①障害の発生箇所によってはOCX-Router(v1)とクラウド間のBGPの自動切替が動作せず、バックアップ経路への迂回が行われない場合があります。

自動切替ができない場合

②データセンター側のPhysical Portを1つのL2スイッチに接続することは避けてください。L2ループが発生し、障害の原因となります。

L2ループが発生する構成