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SmartVPN Connectionを利用した拠点間・クラウド接続

解決したい課題​

SmartVPNの接続拠点から、他拠点やクラウドサービスへ閉域接続したい。

OCXによる解決​

SmartVPN Connectionを作成することで、SmartVPNの接続拠点からOCXへの論理回線を作成できます。

SmartVPN Connectionで作成される4つのSmartVPN InterfaceをVCにアタッチし、OCX-Router(v1)と組み合わせることで、SmartVPNの接続拠点からOCX上のPhysical PortやCloud Connectionへ接続できます。この構成により、拠点間通信やクラウドサービスへの閉域接続を実現できます。

SmartVPN Interfaceは、OCX側の収容拠点ごとに2つずつ作成され、それぞれSmartVPN側のPE(Provider Edge)と対向します。以降、収容拠点1側のPEをPE(1-1)/PE(1-2)、収容拠点2側をPE(2-1)/PE(2-2)と表記します。

OCXリソース​

拠点間接続​

リソース必要数
SmartVPN Connection1(4インターフェース)
VC7
OCX-Router(v1)1(2インスタンス)
Interface(RouterConnection)8
Physical Port2
VCI2

クラウド接続​

リソース必要数
SmartVPN Connection1(4インターフェース)
VC7
OCX-Router(v1)1(2インスタンス)
Interface(RouterConnection)8
Cloud Connection2

構造​

概略図(拠点間接続)​

SmartVPN Connectionを利用した拠点間接続の概略図

概略図(クラウド接続)​

SmartVPN Connectionを利用したクラウド接続の概略図

推奨設定​

SmartVPNとOCX-Router(v1)間の経路制御は、OCX-Router(v1)のInterfaceごとにBGP Parameterの作成を行います。
SmartVPN InterfaceとVCはレイヤ2の論理回線であるため、BGP Peerとなるのは対向するSmartVPN側のPEです。
ここでは、PE(1-1)とのPeerをアクティブとし、残りの3つのPeerをスタンバイとして、フェイルオーバーの順序を定める設定例を示します。

SmartVPN向けのBGP Parameterの設定値​

対向するPE経由するSmartVPN Interface接続するOCX-Router(v1) Interface経路の切替順序AS Path PrependLocal Preference
PE(1-1)収容拠点1Primary1番目(アクティブ)0400
PE(1-2)収容拠点1Secondary2番目(スタンバイ)1350
PE(2-1)収容拠点2Primary3番目(スタンバイ)2300
PE(2-2)収容拠点2Secondary4番目(スタンバイ)3250
  • ローカルアドレス と リモートアドレス は、ヒアリングシートで確認したIPアドレスを入力します。
  • SmartVPN向け経路の制御に影響することがあるため、OCX-Router(v1)のPrimary/Secondary間のConnectedとStatic Routesの経路再配布有効化は、オフにしてください。
  • Local Preference と AS Path Prepend で、双方向のトラフィックを制御します。通常時はPE(1-1)経由の経路が利用され、障害時は表の上から順にフェイルオーバーします。

Cloud Connection向けのBGP Parameterの設定値​

クラウド接続の場合は、Cloud ConnectionとOCX-Router(v1)間も、Cloud Connectionを接続するInterfaceごとにBGP Parameterを作成します。
Local Preferenceは、PrimaryとSecondaryで冗長化したCloud Connectionの組ごとに、以下の値を設定します。

接続するOCX-Router(v1) InterfaceLocal Preference
Primary750
Secondary700
  • Cloud Connection向けの Local Preference は、SmartVPN向けの値(250〜400)より大きい値を設定します。
  • Cloud Connectionを追加する場合も、組ごとに同じ値を設定します。
  • OCX-Router(v1)を2つ利用して冗長化し、同じ接続先(VPCなど)に4つのCloud Connectionを接続する場合は、2つ目のOCX-Router(v1)のPrimary側を650、Secondary側を600とします。

利点​

  • OCX-Router(v1)で経路を集約することで、複数の接続先を追加する場合でも、構成を整理しやすくなります。
  • SmartVPNの接続拠点は、OCX拠点のPhysical Portを購入することなく、OCXの接続サービスを利用できます。
  • 4つのSmartVPN InterfaceとOCX-Router(v1)のPrimary/Secondaryを組み合わせることで、収容拠点とルータの両面で冗長化した構成を組めます。

注意点​

  • SmartVPN Connectionのご利用には、別途SmartVPN(L3)をお申し込みいただいたうえで、SmartVPN Connectionの作成時に提出するヒアリングシートの確認が必要です。
  • 推奨設定は代表的な構成例です。接続構成によって設定値が異なる場合があるため、ヒアリングシートの内容とあわせてご確認ください。
  • SmartVPN側のネットワーク設計、CPE設定、ルーティング等の経路制御については、お客様の責任範囲となります。
  • 各AS番号やセグメントが重複しないように設計してください。
  • 接続先サービスの仕様や制限については、各サービスのドキュメントをご確認ください。